自転車は道路交通法では、自動車と同じ“車両”です。車両として交通ルールを守らなければなりません。
ルールを守らず事故を起こすと自転車側も責任を問われます。
自転車事故の主なパターンについて紹介していきます。
ルールを守らず事故を起こすと自転車側も責任を問われます。
自転車事故の主なパターンについて紹介していきます。
自転車を安全に利用するためのルール
自転車は車道左側を通行
歩道は車道寄りを徐行
道路は並んで走らない
飲酒運転はしない
二人乗りはしない
子どもはヘルメットを着用
安全不確認(急な進路変更)
事故の概要
道路の左端を走っていたAさんは、路上駐車のトラックを避けようと反射的に車道側にハンドルを切ったところ、後ろから来たトラックが避けきれず、Aさんは前方に投げ出され大ケガを負いました。
事故の原因
第一原因はトラックの注意義務違反ですが、Aさんが後方の安全をよく確認しないまま、急に進路変更したことが事故の大きな原因です。
一時不停止
事故の概要
信号のない見通しの悪い交差点に主婦Bさんが自転車で進入したところ、トラックと出会い頭に衝突。Bさんは腕の骨を折る大ケガを負いました。
事故の原因
トラック側の注意義務違反もありますが、Bさんが、一時停止の標識・標示を無視して、
左右の安全確認をしないまま飛び出したことが大きな原因です。
左右の安全確認をしないまま飛び出したことが大きな原因です。
信号無視
事故の概要
高校生C君は赤信号を無視して交差点に進入。そこに走ってきたトラックと出会い頭に衝突し頭に大きなケガを負いました。
事故の原因
トラックの前方不注意も事故の要因ではありますが、この場合、C君が赤信号を無視して交差点に進入したことが大きな原因です。